予報よりは、やや遅く10時半ごろに到着時点では、まだ無風。龍馬君と二人で、車で30分ほど待っているとそよそよと西風が入り始め、準備をしている内に11時半頃、白波が入り始めました。二人ともハイドロフォイルだったので、TT換算のサイズ感は定かではありませんが、入り始めは12以上で走れるくらい。ハイドロフォイルだとアルファ8アンダー、エンデューロ9でジャストくらい。ときおり息をつくものの、冬場としては穏やかな乗りやすい西風で、フォイルの練習にはちょうど良いくらい。水温も暖かく、テストのためにスプリームグローブを使っていましたが、無くてもまぁ我慢出来るくらい。風向はほぼオンショアの西風。風とともに腰くらいの風波が入ってきたので、フォイルに乗るためにはボディドラッグで波に逆らってボディドラッグしなければならず、ビギナーにはちょっとハード。ノビレ60cmマスト&エンデューロ9の龍馬君はやや手こずっていました。アルファ8&モーゼス・オンダは快適な組み合わせ。午後二時くらい風が一度落ちたので一旦上がった所で、龍馬君も体が冷えたという事で早々に終了。頭回りが全く防寒されていないと、さすがに寒い模様でした。
今季からテストしているボルトフーデッド、スプリーム・グローブ&ブーツの組み合わせは強力です。なんといってもクラッシュした時に首からどっと冷水が入って来ないので、クラッシュするかもしれない練習を厭わずチャレンジ出来ます。シェル型のドライスーツのような動きにくさや、だぶついたスーツが何かにひっかかる煩わしさもなし。フードを被ったり、厚手のグローブをしている圧迫感はどうか? というと、さすがに音が少し遠くなって、耳が圧迫されますが、昔、フードを一度試して、これは嫌だと思ったような全体を締め付けるような圧迫感は無し、というか、途中フードを脱いだ時の寒さを一度体感すると、もう脱ぐのが嫌になる感じ。スプリームグローブも厚い分、細かい作業をする時や着脱は、ややストレスですが、使用中はほとんど違和感無し。握力の負荷はほとんど感じません。少なくとも過去3回のテストで寒くなって上がりという体験は一度もしていません。まだ富津の北海面での気温5度以下、水温10度以下という一番ハードな寒さでのテストが出来ていませんが、おそらく従来の装備からは格段に快適だろうと想像しています。
今週末、松永は函館行きですが、龍馬君が居るので、スノーカイトキャンプは通常どおり開催予定です。ただ、主要メンバーが結構函館に行ってしまい、現時点で講習の希望も聞いていないので、実施になるのかは現時点で不確定です。いつもよりも早めに実施の可否を宿に連絡して予定を固める必要があるので、参加予定のある方は早めにご連絡ください。なお再来週25〜26日のキャンプは26〜27日希望の講習が入っているので、X-FLY号は25〜27日の予定で動きます。神奈川便乗組は別便を用意しておいてください。