フリカムイ・ホロノベ スノーカイト・エンデュランスレース

フリカムイ・ホロノベ とは?

フリカムイ・ホロノベはサロベツ湿原を舞台にしたスノーカイト・エンデュランス

(耐久)レースです。”フリカムイ”はアイヌの伝承に登場する巨大な怪鳥の名前であり、巨大

なカイトを飛ばして、雪上を疾走するこのスポーツに相応しいとして大会名に冠しました。

北海道、幌延町、幌延ビジターセンター南側に広がる約900haの牧草地に設定された

一周8~15km程度の周回コースを5週周回して、そのタイムを競います。

レースの所要時間はトップで約2.5〜3時間。平地のため、コースの難易度自体は決して高くありません。参加者のスキルレベルに関わらず広い範囲のスノーカイター・カイトボーダーに楽しんでいただける競技デザインになっています。毎年2月第3週末に4日間(レースは中二日間)で催行される日本、おそらくアジアでも最長のスノーカイトレース、参加をお考えの方は是非以下のリンクから公示をご確認ください。

Result

第一回 フリカムイ・ホロノベ2018

北海道は幌延町、サロベツ原野に広がる広大な雪原を舞台におこなれるスノーカイト・エンデュランスレース「フリカムイ・ホロノベ」は23、24日の競技日程を無事終了し、23日に一周7kmのコースを5周、計35kmのコースを2名の選手が時間内に完走して成立しました。成績は以下のとおり。

総合成績

  • 1位: 長広恭平(スノーボード)
  • 2位: 大谷尚通(スキー)
  • 3位: 上田卓(スキー)

スノーボードクラス

  • 1位: 長広恭平
  • 2位: 本城真
  • 3位: 佐藤淳

スキークラス

  • 1位: 大谷尚通
  • 2位: 上田卓
  • 3位: 谷紀之
第二回 フリカムイ・ホロノベ2019

2019年2月21日から24日にかけて開催されたフリカムイ・ホロノベ2019は22、23日両日に設定された競技日両日に渡り良好なコンディションに恵まれ、初日に9kmのコースを5周する全長45kmのコースをトップの上田選手が2時間36分で二位に30分以上の差を付けてゴールし、続いて二名の選手が時間内にゴールを決めました。続く二日目は朝からの強めな風に、コースを短縮した一周3.6kmのショートコースを2周するショートレースを設定。3本のヒートを全てトップでゴールした上田選手が通算全てのレースをトップでゴールする完全優勝を果たしました。

総合優勝

  • 1位: 上田卓(スキー)
  • 2位: 長広恭平(スノーボード)
  • 3位: 大谷尚通(スキー)

スノーボードクラス

  • 1位: 長広恭平
  • 2位: 石毛剛志
  • 3位: 小泉了一

スキークラス

  • 1位: 上田卓
  • 2位: 大谷尚通
  • 3位: 小黒
第三回 フリカムイ・ホロノベ2020

フリカムイ・ホロノベ2020は暖冬に伴う雪不足により中止。以降21〜24はコロナ禍と、その影響により自粛していました。

第四回 フリカムイ・ホロノベ2025

万を持して復活したスノーカイトエンデュランスレース「フリカムイ・ホロノベ」。2025年2月21日から24日の日程で開催。22日に45kmのフルサイズ、23日に12.8kmのショートコースのレースが行われました。22日は序盤コース攻略に成功したクエンティン選手が大幅リードで独走態勢を整えるも急速に風が落ちた終盤情勢に、惜しくも時間内にゴールラインを通過する事が出来ず、完走者無しの成績となりました。23日は天候悪化が予想されたため、ショートコース2周の短縮レースに、予報どおり、雪と霧がコースを襲い、これを攻略した第二回の覇者、上田選手が単独で時間内ゴールを決め、総合で逆転優勝を果たしました。結果は以下の通り。

総合優勝

  • 1位: 上田卓(スキー)
  • 2位: Quentin Jarc(スノーボード)
  • 3位: 松永龍馬(スノーボード)

女子優勝

  • 奥田あやか

スノーボードクラス

  • 1位: Quentin Jarc
  • 2位: 松永龍馬
  • 3位: 水町信也

スキークラス

  • 1位: 上田卓
  • 2位: Nicolas D Wood
  • 3位: 木原和人